学校七不思議

私は学校七不思議というゲームがなんとなく気に入っている。
最初に出会ったのは大学に入ったくらいの年だったろうか?
このゲームはシリーズ物で現在1〜3までの作品が出ている。
1〜3作目には共通して学校で肝試しをするような話である。
このゲームの3作目には私が実際に体験したことがあるような話まで七不思議の怪談として盛り込まれていたので少々驚いたこともある。
なぜ、このゲームに惹きつけられるのかはわからない。曲が良いからかもしれないしシナリオがすきなのかも知れない。
3作目で実際に私が体験したことのある怪談というのは、夜誰もいないはずの体育館でボールをついている音が聞こえたこと。そして、中を覗いても誰もおらずボールだけが転がっていたことである。
その日、私達は部活で遅くなり教頭に言われしぶしぶ帰ろうとしたのである。
しかし、教頭の話ではすべての生徒が下校したとの話。もちろん体育館にも鍵をかけた後だという話だった。
しかし、体育館ではボールの音が聞こえる。だが、体育館には鍵がかかっているはずだし、何より暗かった。
おかしいなと思って友人と確認してみることにした。
すると体育館の扉は意外にも鍵がかかっておらず開いてしまったのだ。
しかし、開いたときにはボールをつく音もなくなっていて、ただ足元にボールがあるだけだったのだ。
そんなことを実際に体験していたためになおさら恐怖を感じずにはいられなかった。